アドオンは金融用語では、貸付金の返済額を決める計算方式(利息の計算方式)の一種をいいます。
アドオンは、貸付金額に貸出期間と利率をかけて算出した利息額と、貸付金額を合わせた総額を割賦回数で均等分割して1回の返済額を決める金利計算方法のことです。
この方式は、返済回数が進み借入れた元金が減少していっているにもかかわらず、初期に借入れた元金を基準に利息が計算されているので「元利均等返済」や「元金均等返済」などに比べ利息負担は高くなっています。
例
元金=100万円、アドオン料率=月 0.5%、返済回数=10回の場合
利息の総額は、100万円× 0.5%×10回=50,000円
毎月の返済金額は(100万円+50,000円)÷10回=105,000円
この場合のアドオン年利は、アドオン月利 0.5%×12ヵ月= 6.0%
現在、アドオン金利の表示は禁止されており、実質年利を表示することが義務化されています。
連帯保証人とは、債務者が返済を怠った場合には、代わりに債務を返済する義務がある人のことです。
「保証人」と似ていますが、保証人は催告・検索の抗弁権を有しています。ですが、「連帯保証人」は、保証人に与えられる催告・検索の抗弁権を排除された人が連帯保証人です。
保証人の権利は、保証債務を負う者であり、債権者から請求を受けた場合には、催告の抗弁権(まずは主債務者に請求するよう求める権利)と検索の抗弁権(まずは主債務者に対し強制執行するよう求める権利)を有しています。
連帯保証人は、催告の抗弁権と、検索の抗弁権を有しておらず、主張する事も行使することも出来ません。
連帯保証人の方が保証人よりも責任が重く、返済の義務をもっていることになります。
一般的に貸金業者はお金を貸す場合、「保証人」ではなく、「連帯保証人」を立てる事の方が多いようです。
アメリカ合衆国の金融機関が信用力の低い低所得者を対象とした、高金利の住宅ローンのことです。
低所得者に高利で多額の貸し付けを行うニュアンスがありますが、実際には通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人向けのローンです。
主に過去に破産したり、担保を差し押さえられたり、所得の低い人やクレジットカードで返済延滞を繰り返す人など、信用力の低い個人を対象とした住宅ローンのことです。
アメリカでは優遇金利を「プライム」といい、「サブプライム」は、優遇金利ではないローンということになります。
一般的なローンと比べて審査基準はかなりゆるく金利が高く設定されている。アメリカ合衆国の現在では住宅ローンを借りる人の15%がこれを利用しているといわれています。
近年サブプライムローンが問題になったのは、アメリカ合衆国の住宅ブームが終わり、住宅価格が上昇から下落に転じたことで、担保価値を裏付けとした借り増しや借り換えができなくなったことが一つげられます。
FRB(米連邦準備制度理事会)が実施した利上げによってローン金利が上昇したことで、ローンの返済に行き詰まるケースが増えたことで、破綻するサブプライムローンが急増しました。
これによりアメリカ合衆国の株価暴落が起き、世界の金融市場を大きく揺さぶりました。このことを「サブプライムローン問題」といいます。
キャッシングとは、銀行などの金融機関が、利息(金利)を得る目的で融資(ゆうし)をすることで、個人向けの小額の融資サービスをキャッシングといいます。
通常、融資の事をローンということもあります。キャッシングは金融機関が個人に対して行う、現金自動支払機による小口金融のことをさしています。
キャッシングはATM(現金自動預払機)・CD(現金自動貸出機)などでお金を借りることが出来ます。
ATM(現金自動預払機)・CD(現金自動貸出機)を通していつでも(営業時間内)借入したり返済
したり出来ます。
現在ではオンライン上(インターネット上)で申し込みが出来るサービスもあります。この場合指定の口座に現金を振り込んでもらう形になります。
また、現在のクレジットカードには大抵キャッシング機能も付加しています。通常は10万円~30万円位の利用限度額になっています。
貸金業者専用のキャッシングカードもあり、店頭やATMの設置している場所で作る事が出来ます。カードを作る際には、審査があり誰でもカードを手にする事が出来るわけではありません。
無事審査を通過するとキャッシングカードが発行されます。
キャッシングカードやクレジットカードは大変便利な半面、簡単に借金をしてしまう事になり、知らず知らずのうちに借金が増えている場合もあります。
キャッシングのご利用は計画的に行うようにしましょう。
コーポレートカードとは、法人に対して発行するクレジットカードのことをいいます。
その他に「ビジネスカード」や「法人カード」と呼ばれる事もあります。
カード会社によっては、大企業向けのクレジットカードをコーポレートカードと呼び、中小企業や個人事業主向けのクレジットカードをビジネスカードと呼ぶ場合があります。
コーポレートカードは主に大企業や大きな会社を対象として発行されます。カード発行の目的は、経費の決済に使われます。
主に接待費や出張費、消耗品購入など法人の経費を決済する場合に用いられます。
利用極度額は法人または企業部署単位で設定する事が出来、契約形態によっては法人(企業)側が任意にカードの発行枚数を決める事が出来ます。利用者を指定できる様になっているという事です。
また、キャッシング機能を付帯させる事も可能です。
コーポレートカードの決算費用はクレジットカード会社が一時的に負担し、支払い日に引き落とします。これは通常のクレジットカードと同様です。
カードの利用明細は、法人側の経理担当などがどこの加盟店でいくらつかったのかを確認できるようになっています。
基本的にコーポレートカードは企業が従業員に対して、交際費その他の経費、出張旅費等の清算をする目的のためなどに持たせています。
企業としては海外出張の清算に便利で、立替費用が不要になるなど出張のための経理事務手続きが簡素化できるというメリットがあります。
提携カード(ていけいかーど)とは、クレジットカード会社のサービスに加え、クレジットカード会社が企業やその他の団体(小売店)と提携し発行するクレジットカードで、クレジット会社カードと、その他の団体のサービスが受けられるクレジットカードです。
提携カードは基本的に、発行する企業や会社の店舗店頭で申し込みを受け付けています。主によく見かけるのは大手のスーパーや百貨店などに見られます。
クレジットカード会社と、その他の企業や会社、団体が提携する事で、新規会員の獲得や、顧客の囲い込み、等の効果があります。
会員にとってはクレジトカードのサービスが、クレジットカード会社のサービス以外に提携先の会社のサービスも付くため、会員にもお得になります。また年会費なども無料、または1000円程度の年会費に押さえられているのも特徴です。
ハウスカードとは、自社内、グループ内、提携した同一系列の店舗やチェーン店でのみ使えるクレジットカードの一種です。
ハウスカードは「ツケ払い」という面では、クレジットカードよりも歴史が長い。
顧客の囲い込みが主な目的で作られたハウスカードですが、他店では使えないため現在では、利便性を考えハウスカードから提携カードに切り替えるケースが多くなってきました。
ハウスカードは百貨店、スーパーマーケット、石油チェーンなどで導入されている事が多いのが特徴です。
その他に、信販会社などが国際ブランドと提携せずに発行する自社の加盟店内でのみ利用する事が出来るクレジットカードがありますが、こちらもハウスカードに準ずる存在であると言われています。
こちらのクレジットカードも国際ブランドと提携したクレジットカードへと切替が進んでいるようです。
プロパーカードとは、クレジットカード会社が自ら発行している自社ブランドのクレジットカードのことです。
クレジットカード会社が他の会社などと提携せずに単独で発行するカードです。(提携をしていないカード)
プロパーカードではないクレジットカードは一般的に「提携カード」になります。
提携カードは、クレジットカードを発行している企業または銀行が小売店などと提携して発行を行うもカード。
デパートや各お店の店頭でクレジットカードの申し込みを受け付けている場合は、ほとんどが提携カードになります。
提携カードは、お店や企業にとっては顧客の囲い込みに役立ち、カード会社にとっては新規会員の獲得に役立ち、会員にとってはプロパーカードのサービスと提携先のサービスがつくので会員にとってもお得。また提携カードは年会費無料が多いのも特徴です。
プロパーカードを持ちたいという人は、ブランドを重視する人やステータスとして持つ事が多いようです。
シルバーカードとは、一部のクレジットカード会社によって発行されているカードのグレードの一種をさします。
一般的なカード(クラシックカード、ベーシックカード、スタンダード)と比べて若干グレードが上がっているカードです。
一般カードより年会費が少し高目に設定されており(2000~3000円程度)、保険やサービスが一般のカードより充実したグレードのカードになっています。
利用限度額に関しては通常の一般カードとほぼ同じ位に設定されています。
そのため、クレジットカード会社によっては特にシルバーカードとして区別していない場合もあります。
グレードとしては、ゴールドカードの下のグレードに設定されており、券面が銀色であることが多かったことから「シルバーカード」と呼ばれるようになりました。
クラシックカードとは、クレジットカード会社が発行する一般的なクレジットカードのことをさします。
クラシックカードの他に、「スタンダードカード」「ベーシックカード」等とも呼ばれています。
クラシックカードは、基本的な機能だけを持つクレジットカードのことで、クレジットカード会社が、主に新規入会の顧客向けに発行するカード、ごく一般的なクレジットカードです。
カード会員の利用状況により、ゴールドカードやプラチナカードなどの優良顧客向けの高級カードへの案内が来たりします。
一般的な収入の方はこの最も基本的なカード「クラシックカード」から持つ事になるのが普通です。
クラシックカードの年会費は無料~1000円程度が一般的です。
カードのグレードの段階として
クラシックカード<シルバーカード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード
というグレードがあります。しかし、各クレジットカード会社によりグレードの違いがあり、無いグレードがあったりします。